ダプールパーネ台所ノート

パンを焼きスパイスを振る台所 旅して暮らした各地での美味しい記憶を我が家の日常の食卓へ

遠方でアラバマ風バーガーそして牛肉サモサ

f:id:ricohoney:20170824004903j:plain

 

 

アラバマ州の料理と言ったらなんとなく思い描けはするけれど、ハンバーガーだったらとなれば他との違いと特徴をはっきりと言い表せるまでは知らない。

久しぶりに立ち寄った精肉店で、アラバマ風に仕立ててあるというバーガーパテを買った。混雑していたので、どこがどうという質問はできないままに。

そしてそこからオーガニック専門店にも行き、ずいぶんと大きなサモサを買った。これは牛肉サモサだが、北米のオーガニック志向の人たちが喜びそうな作り。いかにもそんな感じ。これはこれで良し。土地柄や志向や嗜好によって作りは変化していくものだ。

昨今の私の日常は慌ただしいのだ。家探しその他が望みに反して進んでいない。家の内覧をしに行った帰りに、惹かれる店で適当に買い揃えて夕食とする頻度が上がっている。

この日はこうなった。キュウリを薄切りにして塩とアップルサイダー和え、緑パプリカのピーナッツオイル炒め、パン店で買ったバンズに精肉店で買ったアラバマ風のパテを焼いて挟んだバーガー、オーガニック専門店で買った牛肉サモサ、庭から採り集めた葉物ぶちこみバルサミコ酢サラダ。

 

 

キュウリを斜めに薄切りして、ぱらっと塩、どぼどぼっとアップルサイダー。軽く揉み合わせて、食事時まで冷蔵庫へ。

 

f:id:ricohoney:20170824010756j:plain

 

緑パプリカを細切りして、ピーナッツオイルで炒める。ところどころ焦げができるくらいまで。

 

f:id:ricohoney:20170824010821j:plain

 

牛肉サモサ。中身の牛肉の量はとても多い。ほんの少しだけジャガ芋という割合。辛さは抑えてあって、各種ハーブ入りで(生地)皮に凝っている。

 

f:id:ricohoney:20170824010945j:plain

 

アラバマ風だというバーガーパテ。見ればわかる材料の他は、ずいぶんと複雑な構成。そんな匂い。察しを付けるのが難しい。

焼いてる。素晴らしく誘われる光景。

 

f:id:ricohoney:20170824010922j:plain

 

 

 

燻し焼き牛肉とサルサ、翌日は人参に牛肉ぶち込みサラダ

f:id:ricohoney:20170823022536j:plain

 

 

気温はなかなか高いが体感としては少しも暑くはない、そんな日々を繰り返しているがそれでも時期としては夏の盛りだ。ちょっといい牛肉が食べたいんだ。バーベキューグリルで燻し焼きした仕上げでね。

と、そんな気分が膨らみきっていた日の午後。その通りに牛肉を買って来ていざバーベキューを始めると、彼は家に帰れなくなったと言う。そう言う。そうか、それじゃぁ1人分の配当は多くなるんだな。そんなふうにして、萎み始めた気分をまた膨らませ直す。

 

 

バーベキューグリルに分厚いアルミホイルを敷いて、牛肉、そして赤パプリカとオレンジパプリカの細切りをのせる。ぱらっと塩、ばさっとスパイス、垂らっとオリーブオイル。

この日は、網に直焼きよりもアルミホイルで滲み出た旨みを包んで循環させるように。

 

f:id:ricohoney:20170823022556j:plain

 

牛肉を買いに出たついでにメキシコ惣菜店に立ち寄った。アボカドが主体の辛さがほとんどないサルサを買った。ワカモーレ?と思ったけれど、ラベル表示はサルサだった、それ。緑パプリカ、トマト、紫玉ねぎ。黒胡椒がほんの少しで、ライムの絞り汁と塩はほんの僅かに。

野菜とライム汁の水分がいい具合に混ざり合っていて、粘度が低くて全体の仕上がりは非常に軽やか。わざわざ店で買ったからには、自分ではなかなか作らない仕上がりに出会えて嬉しい。

 

f:id:ricohoney:20170823022701j:plain

 

パンを切って、サルサを盛って、燻し焼きした赤オレンジパプリカと牛肉と。そして、市販の冷凍フレンチフライをオーブンで焼いたのにディジョンマスタードケチャップを垂らして。

見映えのしないどうってことないごちゃ混ぜ収まり具合だけど、このどうってこそなさが日常食として宜しいと満悦する。

 

f:id:ricohoney:20170823022747j:plain

 

 

翌日の昼。私ひとりの昼食として、ぶち込みサラダだ。燻し焼きしてから冷蔵庫で一晩こなれた旨い牛肉があるからこその醍醐味で。

人参を千切りでたっくさん、玉ねぎとラディッシュを薄切り、グレープトマトを半割り、分葱を小口切り。そこに牛肉を小さく薄切りで。

この人参が甘いのよ、果実っぽいのよ。そこに玉ねぎとラディッシュの辛さがすごくいいんだ。そして酸味と緑が加わっているところに、牛肉をぶち込んで混ぜて、塩とオリーブオイルを加えてさらにざっと混ぜて。そうすると、これだけでこんな旨さに出会えていいんだろうかって、目を見開き首を捻り唸りながら食べちゃうわけ。

 

f:id:ricohoney:20170823022812j:plain

 

 

肉詰めパンを豚スペアリブ煮込みとグリーンピースで

f:id:ricohoney:20170822010827j:plain

 

 

饅頭でもないし、ぱさっとさくっとした食感が前面のパイでもない。どうやらパンだ、この時の私が欲しているのは。肉を詰めたそれ。それも、しっかりと濃厚な味わいをたっぷりと包している肉を詰めてあるもの。

そんな思いが湧いたのは、この日の前夜に豚スペアリブの煮物をして、そこで得た満足からさらに先の展開を望んだからに違いない。前夜の豚スペアリブ煮込みとは、『豚スペアリブとジャガ芋のレモン仕上げ煮込みに野菜添え』だ。

 

ricohoney.hatenablog.com

 

ボウルに、小麦粉、塩、菜種油。カップに、イースト、ぬるま湯。

ぬるま湯に溶かしておいたイーストをボウルの粉類に注ぎ、混ぜて、捏ねて、丸めて、まとめて。生地を入れたボウルごとビニール袋をかぶせて、1時間ほどそのままで発酵を促す。

 

f:id:ricohoney:20170822010843j:plain

 

生地を12個にちぎり分ける。ひとつずつ薄い楕円形に伸ばし広げる。

豚スペアリブ煮込みから骨を取り外して適当にほぐす。↓ 写真の量~もう少し多く生地半面にのせ、グリーンピースも数粒加える。

半分に折りたたんで、端をフォークの背先で押し付けながら結んで成形する。

 

f:id:ricohoney:20170822010907j:plain

 

成形した生地を天板に並べ、生地を乾かさないようビニール袋または布をかぶせて10~20分ほど休ませ緩ませる。

予熱しておいた180度のオーブンで、14分焼く。

 

f:id:ricohoney:20170822010928j:plain

 

 

材料:(12個)

小麦粉 カップ2

塩 スプーン(小)1/3

イースト スプーン(小)2/3

ぬるま湯 カップ4/5

菜種油 スプーン(大)2

豚スペアリブ煮込み 200g~

グリーンピース カップ1/3~